水虫・爪水虫
水虫は白癬菌というカビが皮膚に感染することで起こる病気です。白癬菌が爪に感染したものを爪水虫と呼びます。
白癬菌は足や足の爪に感染することが多いですが、手、手の爪、頭、顔、体、股などに感染することもあります。
足に感染した場合、指の間が白くふやけて皮がむけたり、足の裏に小さな水ぶくれができたりします。踵が硬くなってひび割れるような症状も水虫が原因になっていることがあります。かゆみはない場合が多いですが、夏場にはかゆくなることがあります。
爪に感染すると、爪が白~黄色に濁って厚くなります。またその爪の下がボロボロになるのも特徴です。かゆみはありません。
治療
白癬に対する抗真菌薬の外用を行います。症状に応じて抗真菌薬の内服を行うこともあります。
日常生活での注意
同居するご家族にうつさないためには、バスマット、タオル、靴、スリッパの共用は避けてください。
床を介してうつることもありますので、裸足で歩くことは避け、通気性の良い靴下やご自身専用のスリッパを使うようにしてください。